心理楽講座

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自殺防止への取り組み

自殺とピアカウンセラー

自殺者が14年連続3万人を越えている日本の現状、そして当NPOへの相談者も心の病を抱える方が圧倒的に多くあります。

そこで、国の定めた『自殺総合対策大綱』をご紹介させて頂きます。

その中で『国民一人一人が自殺予防の主役となれる様取り組む』とあり、我々一人一人がそれを自覚する事がとても重要で、その主役となる『メンタル・ゲートキーパー』を我々は『ピアカウンセラー』と位置付け、人材の育成にチカラを注いで行きます。

※ピアカウンセラーとは、仲間や同僚、同じ境遇にある人に対してメンタルケアをする”友達カウンセラー”。プロとは違い、日常的かつ頻繁にコミュニケーションが取れる距離の人達へ向けた、日常支援を行える人の事を言います。

ではゲートキーパーはなぜ必要なのか?

我が国の自殺者数は、平成10年に3万人を超えその後も続き自殺率が高く、子供や20代、30代を中心にうつ、ひきこもりなどからや、インターネット自殺なども問題となっているそうです。

さらに、中高年の男性は自殺急増の主要因であり、今後この世代が高年齢化するにつれ更に問題の深刻化を懸念され、もともと高齢者の自殺死亡率は高く、これから高齢化や核家族化が一層進行するにつれ健康問題、介護問題からくる精神疲労などにより拍車がかかると予想されます。

この様な現状に対し、これまで日本政府として”相談体制の整備” ”自殺防止の啓発” ”調査研究の推進”などに取り組んできたが、自殺者減少がみられないことから、自殺対策基本法が施行されました。

人の「生命」は何ものにも代えがたいもの、また自殺は、本人にとっても家族や友人など周囲の人々にとっても大きな悲劇でありこのうえない大きな悲しみや、生活上の困難をもたらしすことでしょう・・・

ひきこもり、うつなど心にひっかかりがあると無意識にノンバーバル(言語以外)コミュニケーションに現れると言われております。

”挨拶に元気がない” ”表情が暗い”などあなたの身近の方で気になる方がいたら以下のサイトを参考にあなたもゲートキーパーの輪に加わりませんか?

心理楽でメンタルケア・ピアカウンセラー入門より引用
(著:マッキー山本)

我が国の自殺者数は14年連続で、年間3万人以上・・・
あなたはどう考えますか?