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武道カウンセリング

武道カウンセリング のイメージ

7月5日(土)
場所は、連盟の高森事務所。午後2時からスタート。

<カウンセリング>
まずは、小さい頃からの育った過程の話を聞きながらカウンセリングを2時間。このカウンセリングは大変重要で、傾聴を続ける中で、クライアントのカタルシス効果もあるのですが、このカウンセリングをせずに最初に催眠療法に入ってしまうと、本人が思い出したくない記憶を思い出し、逆に、それがトラウマになってしまうケースもあるそうなので、丁寧に、時間をかけて行われました。
日頃より、心のなかにモヤモヤとしたものがあり、いつもしっくりこなかったそうですが、カウンセリングの終盤には、そのモヤモヤの原因がわかり、心がすっきり!としたそうです。
いつも小さなことに罪悪感を抱き悩んでしまう彼の表情が、パッと明るくなり、声も弾んでいました。



<武道の稽古>
その後、運動が出来る支度に着替え、武道の稽古に移りました。小沢先生とのマンツーの稽古で緊張しておりましたが、体を動かすことで次第に穏やかな表情になりました。小沢先生が曰く、武道の稽古をすることで、次に行う催眠療法に入りやすくなり効果的なのだそうです。
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次に、ヨガのリラクゼーション呼吸を学び、3分2ラウンドを一緒に行いました。

床にあぐらで座り、鼻で息を吸い、ゆっくりと口から少しずつ息を吐く。(写真)

武道は、呼吸力を大切にしており、呼吸力を養う為に、実際の稽古でも「息吹・深呼吸」を頻繁に行います。深い複式呼吸をし、リラックスすることで副交感神経が優位になり、セロトニンが分泌されやすくなり、精神を安定させてくれ、さらに縄跳びなどのリズム運動でもセロトニンが作られるので、効果が大きいそうです。人間は興奮すると、ノルアドレナリンやドーパミンという物質を出しますが、これを抑え気持ちを落ち着かせてくれるのが、このセロトニン。セロトニンが不足すると、怒りやすくなったり、気分が落ち込みやすくなったりしてしまうそうで、現代に多いうつ病の人は、このセロトニンが不足している傾向にあるということでした。興味のある方は、このリラクゼーション呼吸法だけでも、一度試してみてはいかがでしょうか。お気軽にご連絡ください!


リラクゼーション呼吸後、縄跳び、ストレッチ、シャドウ、補強運動、ウォーキング等を行い、1時間半〜2時間ほど体を動かし、気持ち良い汗を流しました。その間、身体の重さを感じる様に、手足を重く使う、感じるなど、身体から内観する様にしていたのが印象的です。


<催眠療法>
一緒にいい汗をかき、シャワーを浴び、すっきりしたあと、今度は奥の部屋で催眠療法が行われました。

今回のケースでは、カウンセリングで退行催眠をいきなりやるよりも、1カ月間の間にリラックス呼吸法を継続し、その後、火の呼吸も行う様にしてから、退行催眠を行った方がいいという小沢先生のカウンセリング結果となり、今回は深い催眠の中、暗示をかけるかたちで、自分の意思で、1カ月間、毎日、寝る前に、リラクゼーション呼吸を15分行うと約束し、実際に催眠の中で、これからの1カ月間を体験する催眠を受けました。1日目のリラクゼーション呼吸・・・2日目・・・1週間・・・3週間・・・最終日。

彼の表情はみるみるうちに明るくなり、自信に満ちた表情で、実際にリラックス呼吸法も最終日になると上達していました。

そして、1カ月間達成した自信あふれる自分と、今の自分を統合し、今味わった充実感を、達成することでまた味わえ、また、達成するプラスのイメージを植え付けることに成功。

催眠は1時間半ほどで終わりましたが、終わってからの彼の雰囲気がすでに違っており、そこにたまたま出くわした学園の齋藤 天先生がみてびっくり仰天!「○○君、どうしたの?雰囲気が凄く良くなった!」と一言。

かれは、その後もリラクゼーション呼吸を継続しています。稽古で会った時に、「どう?何か違う?」の私の質問に、彼はニコリとして「ハイ!全然違います!」との返答。少し逞しくなった彼を嬉しく思うと同時に、1カ月後のカウンセリングで、また彼がどう変わるのか、楽しみになりました。①カウンセリング、②武道の稽古、③催眠、この3段階で行われる「武道カウンセリング」は、大変素晴らしいと実感しました。②の武道稽古は、その方の体力に合わせて行いますので、運動されていない方でも心配はありません。悩みのある方、退行催眠を体験したい方、是非、ご興味のある方は、以下にご連絡下さい。お待ちしております。
(予約 電話0265-35-8615 石原まで)

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